見本市やロードショー、顧客とのアポイントメントや会議など、企業が顧客やビジネスパートナーに製品やサービスを提示する際には、今日では拡張現実(AR)が不可欠です。従来のプレゼンテーション方法と比較して、この技術は、視聴者の目の前に、極めて狭い空間に仮想現実を創造できるという決定的な利点を有しています。空間の多様性、インタラクション、そして感情的なインパクトという点で、模型やコンピューターシミュレーションといった従来の代替手段は、たちまち時代遅れのものとなってしまいました。.
Xpert.Digitalの専門チームは、Kardex Remstarとの協力により、拡張現実(AR)の専門的応用における新たな進化段階を切り開きました。2018年3月にパリで開催された世界有数の物流見本市SITLにおいて、Xpert.Digitalは、従来のマーカーを必要としないARプレゼンテーションツール「ARKit」を発表しました。このソフトウェアソリューションにより、Kardex Remstarのイントラロジスティクス専門家は、iPadで事前に別のARテンプレートをスキャンすることなく、倉庫ソリューションをあらゆる環境にシームレスに統合してプレゼンテーションを行うことができました。
プレゼンテーションに必要なのはAppleタブレットとアプリだけ。展示会ブースの枠をはるかに超えて活用できます。例えば、展示会では、Kardex RemstarのShuttle XPを、お客様の目の前のテーブルや仮想空間にグラフィカルに配置し、実際に操作することができました。連続ズーム機能により、正確で詳細な映像を視聴できるほか、システム内部をクリックして、保管・取り出しのプロセスを間近で確認することもできました。.
しかし、ARKitは見本市での使用に限定されません。例えば、販売担当者はより正確な視覚化オプションを利用できます。将来、顧客訪問時に、実際のサイズと設置予定場所を現場でシミュレーションし、比率を正確に調整することができます。これにより、顧客は常に理想的な寸法で仮想的にカスタマイズされたソリューションを提示されます。.
ARKitのさらなる開発段階では、将来的にはコンフィギュレーターの統合が考えられます。これにより、希望する製品の機能を正確にマッピングできます。必要な価格情報と組み合わせることで、最終的に、想定される価格とROI、パフォーマンス、生産性、エネルギー消費に関する主要業績評価指標(KPI)を備えたカスタマイズされたソリューションが提供されます。.


